PORTFOLIO
キャンパスプラザ京都
京都府 2000
インテリアとしての和紙素材は多くの場合、室内環境を創る素材として使われてきたが、この建築では、初めて都市環境にむけて和紙素材を押し出した。和紙には合わせガラス加工を施し、万一割れても破片が飛び散らないように、結露が起こらないように、退色しないようになどの機能を与えた。また、表面を無反射に加工することにより、周囲の写りこみをなくし、和紙の風合いを変えずに施工された。夜間はコンピュータにより、揺らぎを演出するように照明を制御している。