ニュースリリース
長谷寺観音堂(鎌倉)
「十一面観世音菩薩」造立1300年記念の空間改装において、1.5m×9.5m(壁面2箇所)と5.0m×7.5m(天井1箇所)に、ダイナミックに漉き上げた作品を設置させていただきました。作品タイトルは「天耳天心(てんにてんしん)」。天心(空の真ん中)において、天耳(世界全ての声や音を聞き取り、聞き分けることができる力)の慈悲に触れ、希望の光や知恵の波動が拡がる様子を表現しています。十一面観世音菩薩を挟む壁面には、苦しみの声を聴き、救いを与える波動、天面にはその波動や希望の光が拡がり、交差して空間に充ち満ちる様子をデザインしました。