PORTFOLIO
東京ミッドタウン日比谷
東京都 2018
かつて日比谷にあった鹿鳴館の記憶から、ダンスを踊るドレスの裾を建築イメージとしていることを受け、ダンスを踊る軽やかなステップの軌跡を曲線で表現した。静的な空間であるエレベーターのかごの中で、動的な動きのあるデザインとし、さらに、天井や壁面に映り込みのできる素材を使うことによって、空間に広がりをもたせた。8基あるエレベーターは、日比谷の夜明けの光や、日中の温かな陽だまり、周辺の空や緑という要素を色調に表して、すべて異なる意匠としている。